フィロデンドロン・ミカンスの育て方|水やり・置き場所・サイズ・植え替えを徹底解説

フィロデンドロン・ミカンスってどんな植物?
フィロデンドロン・ミカンスの育て方は比較的簡単で、初心者にも人気の高いつる性観葉植物です。原産地は中南米の熱帯地域で、高温多湿な環境を好みます。
最大の特徴は、ベルベットのような質感を持つハート形の葉です。葉の表面は深い緑色ですが、光の当たり方によってブロンズやワインレッドにも見える独特の美しさがあります。
つるを垂らしてハンギングで楽しんだり、棚の上から自然に伸ばしたりできるため、ナチュラルなインテリアグリーンとして人気です。落ち着いた色合いの葉は北欧風やモダンな空間にもよく馴染みます。
どれくらい大きくなる?
フィロデンドロン・ミカンスは自生地ではつるが5〜10m以上伸びることがあります。
室内栽培ではつるの長さが1〜3m程度になることが一般的です。葉の大きさは5〜10cmほどで、管理環境が良いとさらに大きく育ちます。
成長速度は比較的早く、春から秋の生育期には年間50〜100cmほど伸びることもあります。
大きくなりすぎた場合は、節の少し上で剪定しましょう。切ったつるは挿し木に利用できるため、株を増やすことも可能です。
育てやすさレベル
★★★★★(4.5/5)
耐陰性があり乾燥にも比較的強いため、初心者にもおすすめです。ただし寒さには弱いため冬場の温度管理には注意しましょう。
水やりの頻度と方法
フィロデンドロン・ミカンスの水やりは、季節ごとに調整することが大切です。
・春:土の表面が乾いたら2〜4日以内にたっぷり与える
・夏:土の表面が乾いたらすぐに与える
・秋:春と同様に管理する
・冬:土が乾いてから3〜7日後を目安に与える
水やりのポイント
・鉢底から流れ出るまでたっぷり与える
・受け皿に溜まった水は捨てる
・冬は暖かい時間帯に与える
・葉水を週2〜3回行うと葉が美しく保てる
・過湿による根腐れに注意する
置き場所・日当たり
フィロデンドロン・ミカンスの置き場所は、レースカーテン越しの明るい室内が理想です。
おすすめの置き場所
・東向きや北東向きの窓辺
・レースカーテン越しの日光が当たる場所
・風通しの良い室内
避けるべき場所
・真夏の直射日光が当たる場所
・冬の窓際
・エアコンの風が直接当たる場所
適温は18〜30℃です。最低でも10℃以上を維持すると安心して越冬できます。
肥料の与え方
生育期の4〜10月に肥料を与えます。
・緩効性肥料:2か月に1回程度
・液体肥料:2〜3週間に1回程度
冬は生育が緩慢になるため肥料は不要です。与えすぎると根を傷める原因になるため適量を守りましょう。
植え替えの時期と方法
植え替え適期は5〜7月です。
植え替えのサイン
・鉢底から根が出ている
・水はけが悪くなった
・購入から1〜2年以上経過した
・成長が鈍くなった
手順
- 一回り大きい鉢を用意する
- 株を優しく取り出す
- 傷んだ根を整理する
- 新しい観葉植物用土に植え付ける
- たっぷり水を与える
- 1週間ほど半日陰で管理する
よくあるトラブルと対処法
葉が黄色くなる
症状→葉が黄色く変色する
原因→水の与えすぎや根腐れ
対処法→土を乾かし、水やり頻度を見直す
葉先が茶色くなる
症状→葉の先端が枯れる
原因→空気の乾燥や水切れ
対処法→葉水を増やし適切に水やりする
葉焼けする
症状→葉に白や茶色の斑点ができる
原因→強い直射日光
対処法→明るい日陰へ移動する
葉が小さくなる
症状→新葉が以前より小さい
原因→日照不足や肥料不足
対処法→より明るい場所へ移動し肥料を与える
根腐れする
症状→株元が柔らかくなる、異臭がする
原因→長期間の過湿状態
対処法→植え替えを行い傷んだ根を除去する
葉が落ちる
症状→下葉が次々に落ちる
原因→寒さや急激な環境変化
対処法→15℃以上を保ち環境を安定させる
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