フィロデンドロン・ブラジルの育て方|水やり・置き場所・サイズ・植え替えを徹底解説

室内に置かれたフィロデンドロン・ブラジルの観葉植物

フィロデンドロン・ブラジルってどんな植物?

フィロデンドロン・ブラジルの育て方は非常に簡単で、初心者でも育てやすい人気の観葉植物です。ハート型の葉にライムグリーンと濃緑色の美しい斑が入り、明るく爽やかな印象を与えてくれます。

・原産地:中南米の熱帯地域(フィロデンドロン・ヘデラケウムの園芸品種)
・特徴:ハート型の葉に黄緑色の斑が入り、葉ごとに異なる模様を楽しめる
・つる性のため、ハンギングや支柱仕立てのどちらにも向いている
・耐陰性が高く、室内でも育てやすい
・成長が早く、ボリュームのある株に育てやすい

ライムグリーンの斑がブラジル国旗の色を連想させることから、「ブラジル」という名前が付けられています。インテリアグリーンとしても人気が高く、ナチュラルな空間づくりにぴったりです。

どれくらい大きくなる?

フィロデンドロン・ブラジルはつるを伸ばしながら成長する植物です。

・自生地での最大サイズ:つるの長さ5〜10m以上
・室内での一般的なサイズ:つるの長さ50〜300cm程度
・葉のサイズ:5〜12cm程度
・成長速度:年間50〜100cm程度成長することもある
・支柱に誘引すると葉が大きくなりやすい
・伸びすぎたつるは剪定して形を整えられる

剪定した茎は挿し木で増やすこともできるため、株を増やして楽しむことも可能です。

育てやすさレベル

★★★★★(5/5)

非常に丈夫で育てやすく、観葉植物初心者にもおすすめです。多少の環境変化にも強く、失敗しにくい品種です。

水やりの頻度と方法

フィロデンドロン・ブラジルの水やりは、「乾いたらたっぷり」が基本です。

・春:土の表面が乾いたら与える(5〜7日に1回目安)
・夏:土が乾いたらたっぷり与える(3〜5日に1回目安)
・秋:春と同程度(5〜7日に1回目安)
・冬:土が完全に乾いてから数日後(10〜14日に1回目安)

水やりのポイント

・鉢底から流れ出るまでしっかり与える
・受け皿に溜まった水は捨てる
・冬はやや乾燥気味に管理する
・葉水を週2〜3回行う
・湿度50〜70%程度を維持すると葉が美しく育つ

置き場所・日当たり

フィロデンドロン・ブラジルの置き場所は、明るい日陰が最適です。

おすすめの置き場所

・レースカーテン越しの窓辺
・東向きまたは北東向きの部屋
・明るいリビングや書斎

避けるべき場所

・真夏の直射日光が当たる場所
・冷暖房の風が直接当たる場所
・冬に10℃以下になる場所

適温

・生育適温:18〜30℃
・最低温度:10℃以上

斑入り品種のため、暗すぎる場所では斑が薄くなることがあります。美しい葉色を維持するためにも適度な明るさを確保しましょう。

肥料の与え方

フィロデンドロン・ブラジルは肥料がなくても育ちますが、生育期に与えるとより元気に成長します。

・時期:4〜10月
・種類:観葉植物用液体肥料または緩効性肥料
・液体肥料:2週間に1回程度
・緩効性肥料:2〜3か月に1回程度

肥料の与えすぎは徒長や根傷みの原因になるため注意してください。

植え替えの時期と方法

植え替えは5〜7月が適期です。

植え替えのサイン

・鉢底から根が出ている
・水はけが悪くなった
・根詰まりして成長が鈍化した
・購入から1〜2年以上経過した

手順

  1. 一回り大きな鉢を準備する
  2. 株を鉢から抜き出す
  3. 古い土を軽く落とす
  4. 傷んだ根を整理する
  5. 新しい観葉植物用培養土に植える
  6. 植え替え後はたっぷり水を与える

よくあるトラブルと対処法

葉が黄色くなる
症状→葉全体が黄色くなる
原因→水の与えすぎ
対処法→土がしっかり乾いてから水やりする

葉焼けする
症状→葉に茶色い斑点ができる
原因→直射日光
対処法→レースカーテン越しの場所へ移動する

葉の斑が薄くなる
症状→葉が緑色中心になる
原因→光不足
対処法→より明るい場所で管理する

葉先が茶色く枯れる
症状→葉先が乾燥して傷む
原因→空気の乾燥
対処法→葉水を増やす

つるが間延びする
症状→葉と葉の間隔が広がる
原因→日照不足
対処法→明るい場所へ移動する

ハダニやカイガラムシが発生する
症状→葉裏や茎に害虫が付く
原因→乾燥や風通し不足
対処法→葉水と定期的な葉の清掃を行う

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